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乳腺外科・甲状腺外科・胸部外科
鈴木クリニック
鳥取県米子市上福原582-5

TEL:0859-60-9011

診療のご案内

診療科目

  • 乳腺外科
  • 甲状腺外科
  • 胸部外科

診療内容

  • 肺がん
  • 気胸
  • 貧血
  • 乳腺炎
  • 甲状腺疾患
  • がんの化学療法

  • 医療用脱毛※
  • 乳がん
  • リンパ浮腫肺
  • ドック/肺がん検診※
  • 婦人科検診/レディースドック※

「※」がつく項目は自由診療(保険適用外)、または治療内容や適用制限により自由診療となる場合があります。

乳がん

ブレスト・アウェアネスの勧め

最近、乳がんから命を守るために広く提唱されている概念がブレスト・アウェアネスです。

ブレスト・アウェアネスとは『乳房を意識する生活習慣』のことで、自分の乳房の状態に日頃から関心を持つことで、乳房の変化を自覚したら直ぐに医療機関に相談するという正しい受診行動を身につけるための基本行動のことを言います。

ブレスト・アウェアネスは、乳がんの自己健診(セルフチェック)とは少し意味合いが違います。乳房の自己触診にとどまるのではなく、日頃から『乳房を意識すること』が大切だと言われています。ブレスト・アウェアネスとしては

  1. 乳房の状態を知ること
  2. 早く乳房の変化に気づくこと
  3. 乳房の変化に気づいたら、直ぐに医師に相談すること
  4. 定期的に乳がん検診を受けること(40歳になったらマンモグラフィ検診を受診)

これら、4つの基本行動が推奨されています。ブレスト・アウェアネスによって自分の乳房への関心を高め、自分の乳がんリスクを知り、生活習慣を変えることで予防そして『乳がん検診』の大切さを理解していきましょう。

甲状腺

女性に多い甲状腺の病気

倦怠感や無気力など身体の不調を感じていませんか?疲労、更年期障害、自律神経失調症と片づけられがちですが、その裏には甲状腺の病気が潜んでいる可能性があります。

甲状腺は頸の前方にあり、新陳代謝を司る甲状腺ホルモンを分泌する臓器です。甲状腺の病気は大きく3つに分けられます。

1.甲状腺ホルモンの異常

甲状腺のホルモンが過剰になるのが『甲状腺機能亢進症』で、代表的なものはバセドウ病です。一方、橋本病に代表される甲状腺ホルモンが低下する病気が『甲状腺機能低下症』です。

2.甲状腺に炎症を起こす病気

甲状腺に炎症を起こす病気は代表的なものが3つ知られています。

1つ目は、ホルモンの異常を引き起こす『橋本病』で、慢性的な炎症を起こします。次に、細菌感染によって引き起こされる『急性化膿性甲状腺炎』があります。3つ目は『亜急性甲状腺炎』で原因はよくわかっていませんがウイルス感染が原因と考えられています。いずれも頸部の痛みや腫れが引き起こされます。

3.甲状腺の腫瘍

甲状腺腫瘍の8〜9割は良性の腫瘍です。特段の治療は必要はありません。3cmを超えて大きくなるものやホルモンに異常をきたす場合には手術や内服治療を行います。残りの1〜2割の腫瘍は悪性で外科的な治療を検討しなければなりません。

甲状腺の病気はいずれも女性に多いのが特徴で、正しい診断と適切な治療を行えば怖い病気はほとんどありません。いつでも気軽にご相談ください。

リンパ浮腫

がんの治療後のリンパ浮腫

がんの治療では手術でリンパ節を切除したり、リンパ節やリンパ管を放射線治療で照射することがあります。それらの影響で、リンパ液の流れが障害されて身体の組織にリンパ液が溜まり、むくむ状態をリンパ浮腫と言います。

がんの治療では、影響を受けたリンパ節やリンパ管のある領域に浮腫が起こります。影響のない場所に浮腫が生じた場合には心臓や腎臓、栄養状態などの異常が考えられます。がんの術後に生じるリンパ浮腫は、発症時期はまちまちで術後すぐの方もいれば10年以上経過してから発症する方もいらっしゃいます。

一度リンパ浮腫を発症すると根治は難しく、症状が進行すればケアも複雑になります。徐々に進行するのが特徴です。適切なケアをすれば改善も期待できるため、早期発見と専門家による適切なケアが重要です。気になる方はご相談ください。

連携医療機関

  • 国立大学法人 鳥取大学医学部附属病院
  • 独立行政法人国立病院機構 米子医療センター